理想体重の定義

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体の不思議-理想体重

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◆ 太ってしまう原因 ◆

 一言で表現すると食べすぎです。


 消費カロリーに対して摂取するカロリーの方が多いと、余分なカロリーが脂肪として蓄えられます。飢餓時に備える為の身体の仕組みです。



 きちんとした脚痩せエステとそうでないエステとの比較では、キチンとしたエステ ではアドバイスをして呉れます。


 脚痩せエステを比較検討する場合の一番の決めてかも知れません。


 ダイエットして筋肉が落ちて代謝量が減った場合には、前と同じ様に食べていると太る原因になります。



 消費カロリーが減った分、摂取カロリーを減らす必要があります。

 運動して消費カロリーを増やす方法もあります。





記事1 ◆ 運動で落とす場合の運動量 ◆

 凡その目安は次のとおりです。


 ご飯1杯(100g):142kcal


 これに匹敵する運動:つまり142kcalを消費する運動。


 ・散歩:53分


 ・ウォーキング  : 40分


 ・早ウォーキング : 34分


 ・サイクリング  : 24分


 ・平泳ぎでの水泳 : 13分



 参考までに、

 ・日本酒1合  : 190kcal


 ・ビール小缶  : 150kcal


 ・グラスワイン : 70kcal


 ・ショートケーキ: 300kcal前後


 ・砂糖大さじ1 : 50kcal(グラニュー糖)



 さらに運動で落とすには有酸素運動して赤筋を使う必要があります。

 赤筋は割と深くにあり、瞬発力はでないが、持久力があります。



 また、有酸素運動(息がきれない位の軽い全身運動)でないと赤筋が脂肪細胞をエネルギーとして使用出来ない仕組みになっています。




◆ スプリントでは脂肪は消費されない ◆

 瞬発力は白筋ですが、白筋は脂肪細胞をエネルギー源としません。



 だから、落とせない事は無いが大変。食生活見直した方が早いです。

 ショートケーキ1個分落とすには2時間も散歩が必要です。



◆ 食べてすぐ寝ると太ると言われている理由 ◆

 例えばゴハンだったら、


 食べて腸で糖に分解吸収されて血液に乗る。で、脂肪細胞に取り込まれて脂肪に合成されます。



 肝臓で脂肪に合成される場合もあります。この場合は、脂肪は血中に出され脂肪酸に分解されやはり脂肪細胞にとりこまれて脂肪に合成されます。



◆ さらにインスリンの分泌も関与 ◆

 夜寝る前には副交感神経がはたらいて血中インスリンが上昇しています。

 インスリンは糖を効率よく脂肪に変え脂肪細胞に蓄える働きがります。



 だから、食べてすぐ寝ると太る原因になります。



◆ 理想の標準体重 ◆

 体重による肥満の診断


  BMI(ボディマス指数)「体重÷(身長×身長)」から判断する方法



記事2

 ・18.5未満:低体重


 ・18.5以上25未満:正常


 ・19  女優体重


 ・20  美容体重(理想体重)


 ・22  理想的な健康体格


 ・25以上は数値によりランク付けされる肥満



 体脂肪率による肥満の診断


 ・男性:15%〜19%:正常


 ・女性:20%〜25%:正常



 内臓脂肪レベルによる肥満の診断



 日本肥満学会肥満症診断基準検討委員会により、基準が発表。

 体脂肪計で内臓脂肪レベルを測定出来るものが増えています。



 ?腹部肥満


 腹囲によって診断します、その診断基準が世界的に混乱していてまだ科学的根拠が不十分。




◆ 女性の痩せたい願望 ◆


 女性は、細い=美しい、という意識がある様です。興味深い調査結果があります。


 女性の願望体重別に見た体重志向です。体重はBMI。


 ・痩せたい:74%:実際のBMIは20.7


 ・このまま:23%:実際のBMIは18.8


 ・太りたい:03%:実際のBMIは17.5



 20.7は極めて理想で、もうちょっとで痩せすぎ部類にはいる値。

 なのに、もっと痩せたいとと思っている女性が74%もいます!




◆ 女性の方が体脂肪判定基準が高い理由 ◆


 女性にとって脂肪が重要な働きをするからです

 女性の体内にも男性の特長を発現させるアンドロゲンと言うホルモンがあります。



 アンドロゲンが働けば女性らしくなくなってしまいます。体脂肪はこのアンドロゲンをエストロゲンに変える働きをします。



 エストロゲンは女性の性機能に重要です。たとえば、正常な生理の発現と維持には17〜25%の体脂肪量が必要




◆ 体脂肪の役割 ◆

 クッションの役目、エネルギー貯蔵、タンパク質節約、体温調整、女性の生理など。


 ・エネルギー貯蔵について


 身体の中には蛋白質、糖、脂肪の形でエネルギーが蓄えられています。



 脂肪は15〜20kgある。これに貯蔵されたエネルギーは、ざっと13万kcal。

 生きる為の最低必要カロリーはざっと、1200kcal。



 脂肪には140日分のエネルギーが貯蔵されている計算。

 糖質は210g(840kcal)、蛋白質6kg(2万4000kcal)。


 糖質は運動で直接消費され、1日3度食事で補給しています。

 蛋白質は筋肉・骨などに必要な為、緊急時以外はエネルギーとなりません。



 安定したエネルギーを貯蔵し供給しているは実は脂肪。



 ・タンパク質節約について



 蛋白質がエネルギーとして使われてしまうと、筋肉・骨・酵素・ホルモン・ヘモグロビン等の重要なものの合成に回せなくなります。


 蛋白質がエネルギーとして使われるのは、ホントに緊急事態の時だけです。



 ・体温調整について



 放熱と産熱のバランスを保つ働き。

 寒い時は放熱を防ぎ、熱い時は外気温を伝えない様にしています。

 これは褐色脂肪細胞がやっています。



◆ 基本数値、男女差 ◆


 ・脂肪細胞数:250〜300億個


 ・細胞直径:およそ1万分の1mm


 ・細胞1個の重さ:女性0.5μg、男性0.35μg。


 ・思春期の脂肪量:女性 7kg、男性 6kg。


 ・中年時の脂肪量:女性12kg、男性10kg。


 ・60代の脂肪量:女性17kg、男性15kg。



 女性の方が1個が重い。増え続けることも特長です。



 男女差については、括弧の中が男性です。


 ・脂肪量:上の通り女性の方が多い。


 ・内蔵脂肪:少ない(多い)


 ・皮下脂肪:多い(少ない)


 ・細胞数:多い(少ない)


 ・1個の重さ:重い(軽い)


 ・女性は西洋ナシ(皮下脂肪型)、男性はりんご(内蔵脂肪型)




女性にとって脂肪は大切な働きをしています。