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美足と便秘は逆相関。肥満や冷えに悩む女性は、また便秘にも悩んでいる割合が高いとも。
停滞した便は腸内で発酵・腐敗が進み、いろいろな有害物質を発生させて腸の免疫力を低下させるだけでなく、体内に吸収されて、病気の原因に成ったり、老化を加速させる原因。
特に便秘薬を常用している方は、成分のアロエ・センナ・ダイオウが肝臓で解毒される際に出来る物質により、腸で色素沈着が発生。
伸びきったゴムホースのように弾力の無い黒ずんだ色の腸に変身。
これを「 停滞腸 」と呼び、さらに便秘が悪化。
この段階になると食物繊維を摂ったり、運動したりして便秘解消に努めても中々効果もなし。
これでは先ず無理でしょう。
◆ 便秘や便秘薬で疲れた腸をリセット ◆
便秘歴が5年以上、排便に薬や下剤が必要な方は普通の便秘解消法で自力排便するのは難しいと思います。
薬や下剤を多用している人は直腸反射が起こりずらくなって、便意をもよおさなくなってしまっている事も多々あり。
排便のたびに、下剤が必要になり、通常の便秘解消法での効果が出にくいのです。
こうした方は、便秘と下剤で疲弊してしまった腸を蘇らせる為の「腸リセット」を試すのが良い方法。
効果は大きいと期待しましょう。
腸リセットは停滞腸を回復させ、通常の解消法で自力排便させる入り口の緊急処置。
ですので、リセット後は通常の便秘解消法を行なう必要もあり。
「腸リセット」には約1週間が必要になりますので、仕事や用事のスケジュールを調整して都合の良い日程を組んで下さい。
◆◆ 第一日目 ◆◆
腸リセット第一日目は食事はせず、ジュース・水で水分補給だけを行い腸を休ませます。
こうする事で腸の細胞を蘇らせます。第一日目は多分休日を利用。
1.便を出し切る(塩類下剤を使う)
体に負担の少ない「 塩類下剤 」を使って便を出し切ります。通常の便秘薬では無理。
・使用する下剤は市販のマグネシム系の下剤が最適(塩類下剤)。
・塩類下剤は空腹時に飲むのがコツ。朝起きた空腹時が良いと思います。
飲んだ後は、水1〜2リットルを飲む。
2.便が出切った状態で、ビフィズス菌製剤を摂取。
・5〜10回程度排便すると、便が出きり腸が空状態になります。
・この段階で、ビフィズス菌製剤を飲みます。分量は製剤に添付された説明書に従って下さい。
・薬局ヤドラッグストアに有るビフィズス菌製剤で充分。
3.腸内ビフィズス菌を増やす
・ビフィズス菌を摂取した5時間後位にジュースを飲みます。
・ビフィズス菌活性化が目的ですので、ジュースや、ジュースにオリゴ糖を加えたものが最良。
にがり数滴加えても構いません。
これで腸内ビフィズス菌が活性化され、また働きづめの腸も休まります。
◆◆ 2〜7日目 ◆◆
食事の制限や外出の制限はありません。
食事内容は腸リセット食材を取り入れたものにし、さらにビフィズス菌製剤を飲む事も忘れずに。
1.腸リセット食材
食物繊維、オリゴ糖、オリーブオイル、ミネラルウォーター(硬水)などを食事に取り入れる。
( 例 )
・食物繊維(目安:25g/日)海草などの水溶性食物繊維が忘れがちなのでシッカリと摂ります。
・オリゴ糖( 目安:5g/日)
・オリーブオイル(目安:30ml位/日)
2.ビフィズス菌製剤
ビフィズス菌製剤はこの期間中も摂って下さい。
用法は各製剤の説明書に従って下さい。
この食事内容は習慣化すると良いと思います。これで便秘解消サイクルが作れます。
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