ダイエットは
摂取エネルギーと消費エネルギーの収支決算で行います。
これ以外に現在の医学では方法が有りません。
又、これ以外の方法は「
怪しい、危険」と考えて間違い有りません。
代謝と言う言葉が出てきますがエネルギーの事で単位はカロリー。
1.代謝の内訳と割合
1日に必要とするエネルギー(代謝)の割合と意味です。
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代謝の内訳 |
代謝名 |
必要とするエネルギーの内容 |
割合 |
基礎代謝 |
寝ていても使われるエネルギー |
60〜70% |
生活代謝 |
生活活動で使われるエネルギー |
20〜30% |
食事誘導性代謝 |
消化・呼吸に必要なエネルギー |
10%前後 |
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基礎代謝×1.2を
安静時代謝といい、1日中座っていても消費されるエネルギーと
基礎代謝、食事誘導性代謝を足した値。
ダイエット中も安静時代謝分を食事で摂らないと病気など体へのダメージが大きく
なります。
2.厚労省統計発表の驚くべき内容(平均値)
・20〜39歳の現代女性の1日の摂取カロリー :
1683kcal
・戦後間も無い食糧難時代の1日の摂取カロリー :
1903kcal
何と、現代女性の方が、食糧難の時代より
220kcalも少ない値です。
毎日がダイエット生活の様です。
この原因はヘルシー=低カロリーのマインドコントロールです。
単に時流に乗って売りたいからそう言ってるだけです。
栄養学・医学的根拠は有りません。
低カロリーがヘルシーなのは日常カロリー過多の人にしか当てはまりません。
従って、普通の人はダイエットだからと言って、余り食事制限はしない方が良いです。
3.効率的なダイエットにするには
赤筋の有酸素運動で脂肪はエネルギーとして使用されます。
従って、筋肉量を有る程度増やした方が効率的にダイエット出来ます。
少しのキントレです。
筋肉量が多くて脚の太い女性はいません。脂肪かムクミが原因です。
また、女性アスリートで脚の太い人はいません。
次ページ以降に危険なダイエット法の例を紹介します。
世の中、数百のダイエット法が溢れています。
いずれの方法にも共通している事は、摂取カロリーを極端におさえる点です。
ダイエット中も安静時代謝分は食事から摂らないといけない事を抑えておけば
間違ったダイエットに走る事にはならないと思います。