脂肪の合成と分解


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体の不思議-脂肪の合成と分解の仕組み

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◆ 脂肪が合成される仕組み ◆


 合成の前に先ず材料から。食べた脂肪分がそのまま脂肪細胞に取り込まれる事は有りません。
 材料は2種類で、1つ目がブドウ糖2つ目が脂肪酸。


 1.ブドウ糖から脂肪合成される方法


 @ ルート1

 ゴハンやパンは腸でブドウ糖に分解されて血液中に吸収されます。血糖です。
 この血糖は、自分では細胞まで移動出来なくてGLUT4と言う輸送体によって脂肪細胞
 へ運び込まれます。
記事1

 ところが、細胞にはブドウ糖を通過させない関所がある為、
 簡単には細胞内へは入れません。

 この関所を開けるのがインスリン。


 インスリンのおかげで細胞内に入ったブドウ糖は、脂肪酸と
 グリセリンに一旦分解されます。



 分解されて出来た脂肪酸とグリセリンから脂肪が合成され、細胞内の油滴に溜まります。


 A ルート2

 肝臓でもブドウ糖を材料に脂肪が合成されています。
 出来た脂肪は血中に放出されて、酵素の働きによって脂肪酸に分解されます。


 この脂肪酸が脂肪細胞にとりこまれて脂肪に合成され、油滴に貯蔵されます。




 2.脂肪酸から脂肪合成される方法


 肉や脂っこい物を食べた時に脂肪は、血中に取り込まれる。小さなボール状になります。
 後は、酵素によって脂肪酸に分解されて細胞に取り込まれて脂肪に合成されます。



◆ 脂肪の分解の仕組み ◆


 脂肪細胞内では脂肪合成だけが行なわれている訳では有りません。
 分解もたえず行なわれていて、必要に応じて脂肪酸とグリセリンに分解されて、
 細胞外へ出て行きます。


 脂肪は細胞内の油滴に溜まっています。脂肪分解にはリパーゼという酵素が必要で、
 細胞内にありますが、油滴と出会えない様になっていなす。


 油滴表面に膜が有って接触出来ない様になっています。


 この膜をこじ開けてくれるのが、ノルアドレナリンや副腎皮質ホルモンなどです。



◆ ホルモン出すには ◆


 中程度の全身運動。この位の運動の刺激が体に加わるとホルモンが分泌されて脂肪
 分解が促進されます。


 だから中程度の有酸素運動が必要になります


 これは、脂肪分解・供給の側面です。


 実際に使われるには筋肉の運動。そこに供給されるには中程度の運動による脂肪分解も必要に
 なってくると言う事です。


 供給側と使用側がうまくバランスされた仕組みになっています。



体の仕組みはバランスがとれています。