体を作る脂肪 ←|→ 脂肪や糖で歩ける距離
有酸素運動で脂肪を燃焼してスリムな体をゲット! の前に先ず体脂肪の種類の
おさらいです。
◆ 脂肪細胞は2種類 ◆
脂肪細胞は白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類。見た目の色がソーなっているのと
働きの違い。
【白色脂肪細胞】
・細胞膜に囲まれ、核、ミトコンドリアなどある普通の細胞内に大きな油滴1個。
・油貯蔵量が多い
・ほぼ全身に分布、お腹・太ももの皮下と内蔵に特に多い。
【褐色脂肪細胞】
・細胞膜に囲まれ、核、ミトコンドリアなどある普通の細胞内に小さな油滴1個。
・一定量の油を貯蔵。体温保持のエネルギー源
・肩甲骨回り、脇に少量分布。
◆ 脂肪細胞は全身に分布 ◆
皮下、筋肉、骨、神経、内蔵、血液など全身に分布。
◎1.血液中の脂肪は、中性脂肪、遊離脂肪酸、コレステロール。
・中性脂肪
運動を行なう時のエネルギー源。余ると血管に附着したり脂肪細胞
に取り込まれて貯蔵
・遊離脂肪
細胞内の中性脂肪が分解されて血中に出たもの。筋肉で使われる
途中過程のもの。
・コレステロール
細胞膜の合成に使用される。HDLとLDLの2種類。
HDLが善玉、LDLが悪玉。総量でなく両者の比率が問題。
◎2.皮下の脂肪は貯蔵脂肪とも呼ばれ、運動で必要になると脂肪酸に分解されて
血中へ出される。後は筋肉へ運ばれて運動のエネルギーになる。
・年齢が増すにつれ、分布の均一性がなくなり、多いトコや少ないトコがでる。
◎3.内蔵脂肪は内蔵の周りに蓄積された脂肪。
・減少すると、脂肪・糖の代謝が改善される。