脚痩せしたい、美脚になりたいという場合、お金を出来るだけかけずに脚痩せするか、
それとも予算があればエステなどに通って有料で脚痩せ施術をするかという選択肢があります。
痩せると言うより、脚痩せにすると言う事ですが。
お金を使って出来るものだと、例えば、脚痩せ専門のエステがあります。
そして専門サロンでは「脚痩せダイエット」などのコースがあります。
ところで、脚痩せのためのメニューを行う前に、出来れば脚にある
セルライトを
ある程度なくしておくと良いと脚痩せエステサロンでは言っています。
しか〜し、セルライトは曲者ですよ。
そもそも女性が話題にするセルライト。
マインドコントロールの最たるものですね。
◆ セルライトって何者? ◆
良く耳にする「セルライト」。でも「セルライトって何?」と感じている方も多い
と思います。
セルライトは脚痩せの敵? ・・敵ではあるのですが・・・
この「セルライト」、実は登場したのはつい20〜30年前のこと。
細胞のCellと鉱物のIteを合わせた合成語で、フランス当たりの美容界が雑誌
に載せて盛んに宣伝で使われだしたものです。
あくまで、売り手(美容界)側の都合の良い論法であるのですが、TV等や雑誌など
で盛んに宣伝するうちに、多くの方が「セルライト」と言う、特別なものが有るかの
ように錯覚(マインドコントロール)されているキライがあります。
日本でも、今盛んに宣伝しています・・脚痩せの敵・・の様に・・。
脚痩せエステで耳タコのように言ってます。本でも。
脂肪細胞同士がくっついた脂肪の塊、脂肪細胞に水分などが溜
まったもの・・など、いろいろな説が有りますが、あくまで、
売り手側の論法。
医学的には単なる脂肪組織であって、セルライトという特別なもの
が有る訳では有りません。
解剖学的、生理学的には普通の脂肪組織と何ら変りは有りません。代謝も普通の
脂肪と全く同じで区別なし。

脂肪組織はマッサージや揉む行為等、物理的な力をかけて減
らす事が出来ないのと同様「セルライト」も、有酸素運動に
よる消費でしか減らす事が出来ません。
脂肪組織・脂肪細胞や合成・蓄積・消費のメカニズム、運動との
関係、役割など通常の脂肪組織の範疇内の出来事だと言う事です。
「セルライト」を特別視するのでは無く、
通常の脂肪組織と考えて、ダイエット
等を考えるのが賢明だと思います。
「触るとボコボコしている」との意見もありますが、脂肪細胞は最大100倍まで
膨らみますので、スーパーのレジ袋にテニスボールをギュウギュウ詰めにした
状態と似ていて、「触るとボコボコしている」・・・ですね。
脚痩せの敵とは言いきれません。
セルライトというものが仮に有ったとしても、セルライトが有っても美脚の持ち主は大勢います。

又男性より女性に多く見られるのは、単に女性の方が脂肪細胞
数が多く、さらに1個の脂肪細胞も女性の方が大きい為です。
皮下脂肪量が男性より多いから。それだけの話です・・・。
余り神経質にならずに、「セルライト」とお付合いが賢明です。