体脂肪は2種類 ←|
糖や脂肪のエネルギーを使って、どの位歩けるのかを計算しました。
意外に短いです。
◆ ATPではどの位? ◆
細胞内のATP(アデノシン三リン酸)がADP(アデノシンニリン酸)に変る時の
エネルギーで筋肉は動きます。
これで歩ける距離=5歩=3m位です。トイレにも行けません。
◆ クレアチリン酸サイクルでは? ◆
3mでは困るので、クレアチリン酸サイクルでADPをATPに戻します。
そしてATP⇒ADPでエネルギー供給します。
これで歩ける距離=30m位です。外出は出来ません。
◆ グリコーゲンを利用すると、どの位? ◆
外出できないと困るので、今度はグリコーゲンを使用します。
グリコーゲンが乳酸にまで分解する時のエネルギーでATPを再合成します。
これで歩ける距離=350m位です。近くのスーパーに行けます。が帰れません。
ここまでは、酸素を必要としない無酸素運動です。
次が有酸素運動になります。
◆ 酸素を使うと、どの位? ◆
酸素があると、グリコーゲンが分解されたピルビン酸の一部がアセチルcoaになり、
エネルギーを出します。これは有酸素。
脂肪は少し遅れて、脂肪酸回路から、アセチルcoaとなり以降上と同じサイクルに
入ります。
これで歩ける距離=無限です。脂肪酸と酸素が有る限り運動出来ます。
スーパーに歩いて行っても、無事に帰ってこれます。